赤磐市芳井町の辺りを散策していると、商店跡らしい建物を見つけました。
写真では見づらいですが「食料品・鮮魚・仕出し」と書いてあり、食品を扱うお店だったようですが、ご覧の通り廃業してから随分と経っているような様子です。
横切ろうと思ったら、お店の入り口の辺りにレトロ自販機のような物が見えたので確認してきました。
タバコの自販機です。
お札が入る為の場所は無く、しかも入れられる小銭は100円玉のみ。
まだタバコの価格が低かった頃の自販機なのでしょう。
しかし中の機械は取り除かれており、残っているのは外側のみです。
そうなった後はポストとして第二の人生を歩むことになったようで、大きく郵便マークが書かれ、中には広報誌などが残されていました。
ところで自販機には郵便マークの他に「〇〇の店 テ」と書いてあります。(〇〇の部分は読めませんでした)
郵便マーク(〒)は逓信(ていしん)省の頭文字のテを図案化した物だと言われています。
という事はこの書き込みは「ここがお店の郵便箱です」という事を知らせる為に書いていたのかもしれませんね。