【岡山市】不思議な信仰のテカテカ大黒様|弓之町の「油掛大黒天神社」の由来と参拝体験

岡山市北区弓之町に油掛大黒天神社があります。
ここは油をかけてお参りする油掛大黒天を祀る神社です。

ある企業の建物の前にあるので写真が引きで撮れませんでしたが、こんな感じの小さめのお社です。
油をかけてお参りするという神社は岡山市だけではなく、全国で散見されます。
この起源には下記のような説があります。
昔、油商人が移動中に売るための油をひっくり返してしまいました。
商人は腐った気持ちになっていましたが、ふとすぐ側に大黒天が祀られていることに気付きました。
彼は残っていた油を大黒天さまに掛けてお参りすると、心機一転頑張ろうと再び商売に出向きました。するとどうしたことか商売が急に好転、縁談にも恵まれるなど幸せな一生を過ごせました。
このエピソードが広まると、全国で油をかけてお参りする油掛大黒天が祀られるようになりました。
岡山市の油掛大黒天もこうして作られたうちの1つのようです。
勝央町の東光寺には油掛け地蔵があります。
こちらも油をかけてお参りする点は一緒ですが、エピソードが異なります。
類型の話が幾つか伝わっているのでしょう。
関連リンク:吉田の油掛け地蔵
中に入ると、テカテカの大黒天様がおられます。
掛ける油は大黒様の下にたまっており、持参の必要はありません。
置いてある柄杓で油をかけます。
ねっとりと油が絡まっていく様子は不思議ですね。
尚、柄杓は撮影後にきちんと正しい向きに直しました。
非常に興味深いスポットです。
尚、お参りは平日のみ可能で、土日祝はお休みです。
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岡山生まれ、在住歴=人生。興味がある場所は歩いて見に行く「まち歩き」実践者。 郷土史だけでなく、地域グルメの歴史や廃線跡などの隠れた観光スポットを特に深掘りして発信。現在から過去まで網羅する岡山の情報サイト。 サイト開始:2002年~。25年以上の運営実績。













