玉野市宇野から大仙山に上がっている途中で、ゴミが大量に投棄されている場所に行きつきました。
別にゴミが好きというわけではないのですが、ついつい面白い物はないかと見学してしまうのが男の子ってやつです。
投棄されたのはかなり昔の事のようで古い物ばかりでした。
その中にナショナルの二層式洗濯機がありました。
ナショナルは現在のパナソニックが使っていた商標です。
二層式洗濯機は左側が洗濯、すすぎ、右側が脱水専用とそれぞれ用途が分かれている形式です。
余り聞かなくなった言葉ですが、現在のような一つの洗濯槽で全てが終わる洗濯機を「全自動」と呼んでいたのは、過去に二層式や脱水は人が行う一層式という洗濯機があった事に由来するようです。
2.2kgと容量は小さめです。
しかし二層式という構造上、脱水が行われている隣で更に洗濯が出来るので、同じ容量で比較すると全自動洗濯機よりスピーディーに多くの洗濯物を処理できます。
層が洗濯/すすぎと脱水で分かれているので、それぞれの性能は全自動よりも上回る傾向にあるのだそうです。
現在でも生産が続いているのは、こういったメリットを重視する人もおられるのでしょうね。