違法時間外労働疑いで書類送検 笠岡労基署 矢掛の製造会社と社長(https://www.sanyonews.jp/article/996475?rct=jiken_jiko)
矢掛町横谷の自動車用プラスチック製品製造業・柏木と代表者が違法時間外同労の疑いで書類送検されました。
記事中で指摘されているのは下記の3点。
・従業員5人に労使協定で定めた上限(月100時間)を2時間~44時間30分超える時間外労働をさせた
・時間外の賃金の一部を賞与に含めた
・労基の調査時に帳尻を合わせたタイムカードと賃金台帳を提出した
この感じだと、先に労基署から指摘を受けていたのではないでしょうか。
一度指摘を受けると抜き打ちで資料の提出を求められるようになるので、その時に違法にならないようにタイムカードと賃金台帳を合法にしたものも用意していた、と。
人手不足と労働時間の制約などが同時期にやってきたので、どこの会社も大変だと思います。
特に工場だと仕事を受けきれなければ、次回以降の受注にも影響しかねません。
人の補充が難しい中小企業や、人口の少ない地域の企業は大変です。
…かといって、脱法行為が許される訳ではありません。