■ 1958年、天満屋に岡山県内初のエスカレーターが誕生
今では当たり前の存在であるエスカレーターですが、岡山県内で初めて設置されたのは1958年(昭和33年)、天満屋岡山店でした。
設置に合わせて「エスカレーター設置記念セール」が開催され、店内は新時代の幕開けを祝う活気に包まれていました。
この時代の岡山県の初物といえば天満屋…というのは、岡山の郷土史ではわりと定番です。ちなみにエレベーターも岡山県初は天満屋です。
■ 時代を彩った「エスカレーターガール」の役割

写真に写っているのは、当時大きな話題となった「エスカレーターガール」の方々です。
彼女たちの役割は、単なる華を添える存在ではありませんでした。当時はまだ多くの人々がエスカレーターに不慣れだったため、乗り降りを安全に誘導する大切なガイド役を担っていたのです。
■ 全国的なブームだった専門職
このエスカレーターガールは、天満屋独自の試みではなく、当時の日本全国の百貨店で見られた光景でした。
エレベーターガールと同様に、百貨店の格式と最新設備を象徴する、憧れの職業の一つだったといえます。
写真の背景にある「設置記念セール」の吊り看板からも、当時の熱狂が伝わってきますね。
百貨店が「夢の場所」だった時代の、貴重な記録です。

