【玉野市】あ・き・た 玉中の校訓にたそがれてきた

先日、すごく久しぶりに玉野市奥玉にある玉野市立玉中学校に行ってきました。
玉野市玉、奥玉、玉原、そして長尾の一部を学区とします。

この玉中学校も玉野市の小中学校再編の中で消える予定になっています。
人口の問題は覆し難く、我が母校ながら廃校(統合)に反対の声を挙げる事も出来ず終末を見守るつもりでいます。

これが校門です。
昔は土日でも日中は門が開いたままでしたが、今はきちんと閉ざされています。
もちろん開いていても入るつもりはありません。OBとはいえ、さすがに怒られてしまいます。

こうして校舎を眺めているだけで色々と思い出します。
右側にある建物が体育館で、その一回部分が広間になっていて「ピロティ」と呼ばれていました。
これは一階部分を吹き抜けにして二階以上を居室などにした作りを指すフランス語の建築用語なのだそうです。

上の画像の入口がある部分、一帯がピロティです。
しかし中学生になったばかりの我々がそのような事を知るわけもなく、「入学性はピロティに集合して!」とか言われて、みんなで「???」となっていたことをよく覚えています。
ちなみにこのピロティという呼称、なぜか玉野市内の学校ではよく用いられているようです。


ところで、今回の登校で初めて気づいたのですが…、校門に校訓のプレートがはめられていました。
現役の学生の頃は登校時は今日は何をして遊んでやろうかと思っていて目に入ってきませんし、下校時はどこで誰と遊んでやろうかと思っていて目に入ってきません。

そういう生徒だったのです笑

ただ校訓自体はなんとなく覚えていて、「あたたかく、きびしく、たくましく」の頭文字から「あきた」と読まれていました。
中学生だとこういう言葉のありがたみって判りませんよね。どの項目も社会を生きていくために欠かせない要素です。
そしてこの場で、私はそれを学んできたのでしょう。

無くなるのは寂しいですが、卒業生の一人として玉中の名を汚さないように、そしてここで学んだ事を次の世代に伝えていきたいと思います。
…と、卒業式で言いそうな文章で締めてみました。




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