先日、吉備中央町の賀陽庁舎を訪れた際に大きな建物があるのが見えて立ち寄ってみました。
こちらの建物です。
非常に広い空き地があるので恐らく学校だろうと思ったものの、平日だというのに人の気配が全くありません。
門には竹荘中学校とあり、やはりここは学校のようです。
で、その場で検索してみました。
竹荘中学校は平成25年度いっぱい(2014年3月31日)で閉校した学校です。
町内の4つの公立中学校が全て統合し、唯一の公立中学校として加賀中学校が設立されています。
既に閉校から10年以上が経っているわけですが、グランドの草などを見る限りきちんと管理されているようです。
場所柄、他の廃校跡のように荒廃するようなことはなさそうです。
校舎と体育館です。
ややふるさは目立ちますが、まだまだ使えそうな感じです。
実際、吉備中央町では校舎の新たな使いみちを模索しているようです。
公式サイト内では公募にCIBI TOKYO㈱が応じたことが報告されており、この場所でカフェレストラン、雑貨・食器等の販売、マルシェ、キッズミュージアム、各種体験、ツアー、加工品製造等の複合商業施設の運営…といった計画を提示したそうです。
この後で周辺を散策してきた上での感想ですが、正直この場所で上記のいずれでも常設でするのは厳しそうに感じました。
CIBI TOKYO社がどのように考えているか判りませんが、個人的には岡山市北区の内山下小学校跡のようにイベントホールのような使い方があっているのではないでしょうか。
ちなみにグラウンドは立入禁止にはなっていませんでしたが、現地では所有者がどうなっているのかも分からなかったので校門跡から見える範囲だけに留めました。
CIBI TOKYO社がなにか始めたら、その時にじっくり見学させていただきましょう。楽しみです。