倉敷市児島を散策していて、工場跡の古い建物がありました。
随分と傷んでいますが、私は何故かこの建物に既視感がありました。
さてはて何か調べた事があったかなと思いめぐらしていて、記憶にヒットしました。
以前にこのブログで倒壊したのこぎり屋根の工場を紹介した事があります。ここから徒歩10分もかからない場所にある建物です。
見事な倒壊っぷりと、そこそこの規模があったので地図でどのような会社だったのか調べた記事でした。
ちなみにその時の結果がこれです。
三栄興業有限会社という会社の倉庫として使用されていたようです。
恐らく元々が工場で、老朽化か何かの事情で倉庫に転用していたのでしょう。
ただ、三栄興業は私が検索した際には既に廃業していました。更に本社の建物も取り壊され、一般の住宅が建てられていました。
この時に参考にしたのが三栄興業の正面にある菅野紙器工業所㈱の建物でした。
行った事は無いけれど、ストリートビューで見たことがあったのです。
建物のはドアの一部が失われており、中を覗く事が出来ました。
状態はひどく悪く、写真の為に近づくだけでもいつ崩れてしまうのかと戦々恐々としてしまうような状態です。
煙突も余り近付いて見学したくないような危うい雰囲気が漂います。
…ですが、それにしては妙に工場跡の内部が整っています。
菅野紙器工業所㈱は営業が確認できませんでしたが、どこか別の企業でも資材置き場に使っているのでしょうか。
いつ倒れたり、二階から何かが降ってきても全く不思議ではないような建物に何かを置くような危なっかしい事が出来るのかは分かりませんが、そうなのかもしれません。