先日の記事で井原市の岩山神社にお参りした事を紹介しましたが、その参道の途中に三寶荒神社がありました。
中々立派な感じだったので別記事として紹介します。
岩山神社の記事は↓を参照してください。
ではこちら。
位置づけとしては岩山神社の一部なのだと思いますが、そうとは思えない立派な石柱と参道があります。
三寶荒神社。寶は宝の旧字で、三宝ですね。
三寶荒神は神仏習合の考えから誕生した日本特有の神様です。その名の通り仏法僧の三寶を守護します。
所在地である井原市の出部周辺で他にも三寶荒神社を見かけたので、この辺りで熱心に信仰されてきた歴史があるのでしょう。
社殿はこの一つのみ。
小さな神社ですが綺麗な岩の上に鎮座し、立派なしめ縄が施されています。
これだけのスペースが割かれている事も信仰の厚さを感じさせます。
手水は天然石を繰り抜いたものですが、水のたまる部分が綺麗な扇型になっています。
これは力が入っていますね。
境内に神社に関する由緒などはありませんでした。唯一分かる事としては石柱に「元高社」という記述がある事です。高社にも色々な意味がありますが、元々は山の上など高い場所にあったものをこの地に下ろしてきたという事なのかなと思いました。
また何かしらの資料が見つかれば紹介していきたいと思います。