ここ数年、岡山県内では有名な心霊スポットの取り壊しなどが進んでいます。
有名どころではお札の家、廃納骨堂、料亭 水仙が取り壊され、アンテナの家、キューピーの館は経年劣化から倒壊してしまいました。
まるでそれを補うかのように、心霊スポットとして語られるようになってきたのが津山事件の舞台となった津山市加茂町行重の貝尾地区です。
津山三十人殺しの異名がある通り、一人の青年が地区の住民30人(※一部地区外の住民も含む)を殺害して回った惨殺事件です。
しかしこれまで貝尾が心霊スポットとして語られる事は殆どありませんでした。それは被害者や今も住む地元の住民に対する配慮もあったのだと思いますが、事件から年数も経ち、当時の関係者がいなくなったことなども影響しているのでしょう。
しかしこれを扱うサイト、動画の殆どが夜中に地区に訪れて不気味だ、怖い…と。
夜中に田舎の住宅地に行けば暗くて怖いのは当たり前です。何なら私の故郷である玉野市玉地区には街灯が途切れる場所があり、本当に真っ暗になるのでメチャクチャ怖いです。
という事で昼の津山市加茂町行重、貝尾地区の走行動画です。ご覧ください。
これが真相です。普通の田舎です。別に不気味な雰囲気がするわけでもありません。
動画の後半に廃墟がありますが、山間部の集落なら別に珍しくも何ともありません。
余り苦言を呈するような事は言いたくないのですが、別にお店などがある訳でもない深夜の住宅地で何者かがウロウロしているなんて地元民からしたら、そっちの方がよっぽど恐ろしい筈です。
良識のある行動をとるように心がけましょう。