先日、久しぶりに高梁市備中町の支所(備中地域局)の辺りに行ってきました。
以前の訪問時は十数年前。もう記憶があいまいです。

では中心部から地域局に向かうまでの様子を動画でお伝えします。

既に営業しているお店の方が少ないような状況ですが、元々は商店街として非常に栄えていた事が分かります。
SNSに投稿した際のリプで教えて頂いたのですが、新成羽川ダムの建造の際に非常に栄えた事で構成された街並みなのだとか。

写真提供:岡山県

新成羽川ダムは1963年~1968年にかけて建造された中国電力のダムです。
用途は発電の他に水島などの工業地帯への水の供給も担っています。

ダムを作るのにどれくらいの人が携わるのか分かりませんが、一つの街に立派な商店街を構成するくらいの規模ではあるのでしょう。
それから半世紀以上が過ぎて、緩やかに普通の住宅地へと戻りつつあるのが現在の備中町の中心部です。

令和2年の国勢調査によると、高梁市備中町の人口は1,593人。高梁市の地域…というか、前身となる自治体の中で最も少ない数字です。
高梁市では新たな市長が誕生しました。人口問題は市の抱える重大な問題の一つであり、新たな市長による新たな対策が打たれる事でしょう。その中で再び備中町に賑わいが戻って来る日は来るのでしょうか。




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