こんなニュースがありました。
死んだゾウしのんで骨格をレプリカに 岡山市池田動物園(KSB瀬戸内海放送)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171118-00010001-ksbv-l33
メリーの骨格標本
2016年に亡くなった池田動物園の象、メリーの骨格標本のレプリカが2017年11月19日まで展示されました。
期間限定での公開のようですがなかなか見られない物だけに、今後の展示も期待したいですね。
メリーは1967年に池田動物園へ来て以来、動物園の一番人気の動物として愛されていました。
しかし2016年に51歳で亡くなってしまいました。
その後、同動物園では象がいない状態が続いています。
動物園から消える象
しかし象がいなくなってしまったのは、何も池田動物園だけではありません。
全国的に動物園から象は消えつつあります。
現在、象の数は減少傾向にあります。
その為、動物園で展示する目的で象を導入するのは非常に難しいのです。
展示ではなく、繁殖していく事を目的とする場合なら輸入は不可能ではありません。
しかしその為にはきちんとした設備や繁殖の為の広大なスペースが必要になります。
私立で経営されている池田動物園のような規模の動物園の場合、それは非常にハードルが高いのです。
池田動物園公営化計画
ところで最近、池田動物園を公営に!という声が上がってきています。
民間経営ではどうしても限界がありますし、実際に現在の池田公園は経営状態が芳しいとは言い難い状態です。
そこで動物園を存続、発展させていく為に公営に切り替える事が一部で要望されています。
公営になれば思い切って場所を移転して、広大な土地が確保できる場所への移転も視野に入ってきます。
そうすれば将来的には象の再展示の可能性も出てきます。
勿論、公営となれば税金での運営になります。
税金を投入してまでの公営化が正しいのかどうかは判りません。
しかし私たちが子供の頃に体験したように、岡山の新しい世代の子供たちにも、やっぱり動物園ではしゃいで欲しいと思うし、そこに大きな象がいたら、どんなに素敵だろうと思うのです。