※この記事のリンクを先にSNSで紹介したら、速攻でURLが削除されました。執筆当時はスクショのようなページが表示されていたという前提でお読みください。

昨日の記事でChatGPTからの回答の中に「倉敷中学校」が含まれていた事を紹介しました。
戦後の僅かな期間だけ存在した旧制中学校の名称でしたが、念のために同名の中学校が無いかを確認していました。
その作業中に、なんと私は倉敷市立倉敷中学校のサイトを見つけてしまいました。

→こちらです
https://www.kurashiki-oky.ed.jp/index_c.html

上の画像がリンク先で表示されるサイトです。
倉敷中学校があったのか…と思って調べてみても、実はこのサイト以外には現行の学校としての倉敷中学校は出てきません。そもそもこのサイトも2015年で停止しており、現役の学校のそれとは思えません。
念のために書き加えておくと、ChatGPTが提案してきた倉敷中学校は、前述の通り旧制の中学校の事であり、後に現在の倉敷青陵高校へと繋がっていく学校です。

ではなぜこのようなサイトがあるのでしょう。
最初に疑ったのは誰かがいたずらで作っている?という事でしたが、URLが倉敷市の教育機関に使用されているhttps://www.kurashiki-oky.ed.jpです。(ed.jpは教育機関の内、18歳未満を対象とする機関のサイトに利用されるドメインです)
これは間違いなく倉敷市が公式に作っているサイトです。

「中学校コンテンツ」というページへのリンクだけは設定されていたので、クリックしてみると下記のような画像が出てきました。

これを見て全て理解出来ました。
この倉敷中学校のサイトは倉敷市の私立の教育機関のサイトを作るためのテンプレートなのです。
2ページ目のタグの一覧を見て分かりました…というか、私のサイト(岡山の街角から)にも似たような形のテンプレのページを作っています。
新たに記事を作る場合のたたき台に用いる物だったり、タグの表示確認だったりで使用する物です。

通常はオンライン上に置くものではありませんが、もしかするとそれぞれの学校で自サイトを管理できるようにしており、そのマニュアルとして共有できるようにしているのかもしれませんね。それか単に間違えてアップしたのか。

ちなみにこのサイトには住所、連絡先も書かれています。
そちらも調べてみました。実はこれらは全て真備町の呉妹幼稚園のものです。

オンラインに上げるならややこしくなるので実在の施設の連絡先などを書くのはどうかと思いますが…。
なぜここにしたのかも気になりますね。
もしかするとこうして取り上げたことでページが削除されたり、URLが変更される事もあるかもしれません。リンク先が無くなっていたら、そういう事かと納得していただければと思います。




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