岡山の心霊スポット事情に詳しい人なら、ここ数年で県内のスポットに激動が起きている事はご存じでしょう。
定番スポットであった「お札の家」や「廃納骨堂」が撤去され、更にキューピーの館の崩壊など。
では今は県内でどのようなスポットが注目を集めているのか、私のサイトのコンテンツである「岡山の心霊スポット」のPVを人気ランキングとして紹介します。
10位:貝殻山
貝殻山は県内のスポットしては老舗ですね。
かつては県南では金甲山とセットで観光地として人気だった景勝地です。
昨今は観光地としては余り奮わず、トレッキングを楽しむ人が訪れる程度になっています。
その為か、心霊スポットとしても余り名前を耳にしなくなりました。
噂としては自殺スポット、殺人事件の遺体遺棄現場、ヤクザの遺体遺棄事件…などがあります。
関連リンク:貝殻山の怪談
9位:種松山の公衆トイレ
種松山も岡山県内では定番のスポットです。
公衆トイレに女性の霊が出る事で知られていますが、肝心のトイレの場所が定まりません。
公園内に条件にあるトイレが複数あり、ネットでも訪問先がまちまちです。
関連リンク:種松山の公衆トイレ
8位:師匠シリーズ
ネット上の怪談として人気の「師匠シリーズ」。
主人公が通う大学は岡山県であると推測され、県内の有名な階段が幾つか紹介されています。
本記事では岡山ネタの記事を紹介しています。
関連リンク:師匠シリーズ岡山編
7位:廃納骨堂
岡山市中区の山中にあった納骨堂の跡地についての話題です。
前述の通り既に撤去済みですが、それでも多くの人に見られています。
未だに注目度が高いようです。
心霊スポットに分類はしている物の、不法侵入できる納骨堂の建物というスリル感が取りざたされていたようで、これといった定番の現象や幽霊はありませんでした。
関連リンク:岡山市の廃納骨堂
6位:向山洋館
倉敷市の山中にあるという向山洋館ですが、最近は木々が茂りすぎて建物が現存しているのかも分からない状態です。
別の場所から回り込むにも私有地(企業の土地で監視カメラがあるらしい)を通らなければならず、存在について確認を報告している人もいないようです。
現象としては少女の霊が出る、人の顔が浮かび上がるというものが知られていました。
関連リンク:向山洋館
5位:国道沿いの廃病院
様々な心霊現象がある…と言われ続けてきた病院跡の建物です。
しかし警備がなされている事や、借主が募集されていたり、壁の塗り替えが行われていたり…と、完全な管理物件です。
なのでスポットとしての知名度は高いわりに、中に入ったという報告例は皆無。噂だけが先行しています。
関連リンク:国道沿いの廃病院
4位:渋川青年の家の幽霊
県南民にとっては小学校の海事研修で定番の宿泊施設の心霊現象の話題です。
宿泊室で死んだ少年、外の像が動き出す…などの話しが有名です。
私の記事ではその真相の一つの説を紹介しています。
現役で使用されている物件なので、当然凸報告類はありません。
ただし前述の通り県民で宿泊した人は多いので、思い出話の類は色々とヒットします。
おわカレー。
関連リンク:渋川青年の家の幽霊
3位:お札の家
以前なら岡山で一位だったであろうスポットです。
一家心中をした家があり、部屋の壁中にお札が貼ってある…という事で、多くの突撃者を生み出したスポットです。
ネットが普及するにつれて移転した宗教施設の跡地という事が分かってきましたが、それでも噂を信じて訪れる人が続きました。
前述の通りこちらも更地になっています。有名なスポットの跡地だと、建物が無くなっても心スポ扱いされる事がありますが、お札の家に関してはここを目指してこないと見えない場所であるためか、そういう声も聞かれませんでした。
関連リンク:お札の家(倉敷市)
2位:焼失した朱峯
今回のランキングでは唯一の県北部のスポットです。
ただしこの数字に関しては私がSNSで紹介した際にURLを一緒に貼り付けていた事が大いに影響しています。
普段の数字なら10位以下のPVしかありません。
というのも火事で建物が焼失してずいぶん経ち、更にルートである加納橋が通行止めで跡地を訪れる事さえ出来ないのです。
関連リンク:朱峯
1位:本危(本当に危ないところを見つけてしまった)
堂々の第一位は本危です。
岡山に限らず2ch(当時)のオカルト板最大の祭りとまで呼ばれました。
グループで肝試しをしている最中に、謎の「蓋」に入って消えてしまったメンバーがいる…。
実際に現地を訪れる人と場所を推理する人で蓋探しが行われました。
この話題に関しては記事中でも触れた通り、まだSNSが発達していなかった時代にネットとリアルで繋がりながら宝探しを楽しむような感覚だったのではないかと思います。
その途中経過の膨大なスレは読みごたえ抜群ですが、余りのボリュームに短く紹介している私の記事を訪れる人も多く、今回の一位となりました。
関連リンク:本危
あとがき
…という事で、以上がトップ10でした。
ランキングで言えばキューピーの館が急降下しています。お札の家、廃納骨堂に関しては建物があった頃の勢いはありませんが、それでも未だに多くの人の注目を集めているようです。キューピーの館とお札の家は宗教施設の跡地という共通点がありますが、この落差の理由が何なのか謎です。
それと傾向としては殆どが岡山市と倉敷市です。人口が多い=心スポも有名になりやすいと考えて良さそうです。
私が学生だった頃で言えば東山ホテルや金山休暇村跡地、そしてテレビでも取り上げられた古城池トンネル。
この辺りが定番でしたが、現在のランキングでは全て下位にとどまりました。
今後もたまにランキングを紹介していこうと思います。
関連リンク:岡山の怪談・心霊スポット一覧
One thought on “【心スポ】2023年6月度 岡山の心霊スポット人気ランキングTOP10”