浅口市金光町にお饅頭を買いに行ったついでに、金光町本部でお参りをしてきました。
この日は時間が少し余っていたので、本部の中を散策していました。

するとこのような場所を見つけました。

史跡 金乃神社

神社と言っても手水舎があるだけで、後は何も残されていません。
しかしこの場所が特に保存されているのには訳があります。

金光教が布教を行おうにも明治時代の日本では新たな宗教が公認を得るのは難しい情勢でした。
政府としては古来日本の神道を国教とする方針だったのです。

その為に廃されていた素盞嗚神社を再興させるという名目で拠点を築いたのです。
それが金乃神社です。
社殿は平成21年に老朽化の為に取り壊されましたが、この地は金光教の歴史にとって重要な場所なのですね。




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