玉野市宇野の長いすべり台で有名な花隈公園の近くに、趣のある荒神社があります。
子供の頃に公園に遊びにいった頃に見ていたのを思い出して、久し振りに見てきました。
これです。
急な階段の上にある神社…というよりはお社という方がしっくり来るでしょうか。
水色の祭壇にすべてが収められています。
紙垂は新しいように見えますが、その他に関しては余り管理されているようには思えません。
荒神社は西日本、特に岡山県で盛んな信仰です。
主に竈門の神様として知られます。信仰の考え方には幾つかの説があるようで、単に竈門=家の繁栄として祀ることや、火を司る神なので丁重に扱わなければならないという畏怖からの信仰という考え方もあるようです。
荒神社は本当にいたるところに祀られていますが、境内社などを除くとその多くがこの荒神社のようにやや荒廃気味です。
時代の流れとは言え、寂しい気がしますね。