少し前にサイトの資料として「日本怪奇名所案内」という、全国の心霊スポットを紹介する本を購入しました。
1976年出版の本ですが、せっかく購入したので幾つかスポットを紹介してみたいと思います。
山口県・大刈峠の女幽霊(山口県)
1963年1月22日に山口県の大刈峠で女性の死体が発見されました。
すると同年4月頃から死体が見つかった場所の付近で幽霊の目撃情報が出始めたのです。
この辺りで女性を乗せたタクシーから女性の姿が消えるという定番の怪奇現象が起こった事から、乗車拒否が起こるほどだったそうです。
現場は大刈峠のカーブが連続する辺りとの事です。
厳密な場所は分かりませんが、恐らくこのような道路のどこかだったのでしょう。
普通に考えて女性がタクシーを捕まえる場所ではありませんね…(笑)
しかし噂が広まるにつれて、女性を殺害した犯人を捜索していた萩警察署が幽霊の目撃者に事情聴取をしたことも有るのだとか。
ところでこの著者は霊能者を連れて現場で女性の霊を呼び出そうと試みています。
その中で分かったのは、どうやら女性はいわゆる「M」気質の人らしく、首を絞められたことも「とても気持ちよかったの」と答えたのだとか。
…え、プレイの行き過ぎで事故ったパターンですか?
遺族家族が聞いたら訴訟でも起こされそうな話ですが、おおらかな時代だったのでしょうか。霊の衝撃的な告白の全文はぜひ本を買ってみてくださいね。
まだ一件しか紹介していませんが、ちょうどここで道路沿いの怪編が終わるので、今回はここまで。
今日の夜に続きの「水辺を漂う怪編」も紹介しようと思います。
この本の他のスポットについてはタグの「日本怪奇名所案内」をご確認下さい。