新見市を散策するのに、Googleマップを見ていると市役所の近くに阪神タイガース神社というものが記載されていました。
ユーザーによる投稿が出来る為に昨今ではイタズラや実際に訪れてみると地図に掲載するほどではないような物があったりと、ちょっと信頼性に書ける部分も出てきたGoogleマップ。

今回も半信半疑で行ってみましたが…。

…ある、メッチャある。

明らかにタイガースに関連する施設が見えてきました。
御覧ください、これが阪神タイガース神社です。

はーんしーんタイガース♪
これはどこからどう見ても阪神タイガースの神社です。

神社を検索してみると朝日新聞の記事がヒットしました。
それによると1992年に阪神タイガースのファンの男性が自宅敷地内に建立したものです。

御神体はお社の中心に置かれている銅製のトラです。
そして周辺にはタイガースグッズが揃っています。

ちなみに個人じゃが建立された1992年の阪神タイガースは惜しくも2位です。
低迷が続いていた時期での好成績だったので、恐らくファン心理が揺さぶられたのでしょう。

色々なグッズがあります。
設楽焼のタヌキに阪神タイガース使用があるなんて知りませんでした…。
よく見ると後ろにはシーサーの阪神タイガース使用も。沖縄は阪神ファンが多いのでしょうか。

こちら側にはミッキーの阪神タイガース使用まで。ネズミなのに虎党だったのか…!

読みづらいですが右側に写真の撮影の許可とSNSの投稿の許可が書いてあります。
もちろん許可があるとは言え、私有地なので常識に則った撮影を。

尚、この神社を建立した方は2015年頃にお亡くなりになったそうです。
現在はその遺志を引き継いだ娘夫婦によって管理されています。

阪神タイガースは神社建立後もしばらく低迷が続きますが、倉敷市出身の星野仙一さんが率いた2003年に久し振りに優勝、更に岡田彰布さんが率いた2005年にも優勝、2014年にはクライマックスシリーズでの優勝を記録。他の年度でも上位に食い込む事が多くなりました。
創立者のご存命中には日本一こそ達成されなかったものの、ここで祈った岡山の阪神ファンの気持ちがしっかりと届いていたのではないでしょうか。

訪れる際は阪神タイガース神社、新見などのキーワードでGoogleマップを検索するとヒットします。




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