岡山市南区の植松駅の近くに、新稔橋という橋があります。
岡山方面、倉敷方面、そして玉野方面がクロスする道路で、非常に交通量が多い場所です。
なのでそこで信号待ちをしたという方も多いでしょう。
その時にこんな建物を見ませんでしたか?
橋の岡山方面へ向かう車線の左手側にある巨大な工場です。
名前は見て取れるように灘崎コンクリート。
実は随分と前に倒産しています。
ソースになる書類をなくしてしまったのでずれがあるかもしれませんが、2003年に廃業しています。
橋の下側に位置するので、そこで人が動いているかどうかは見えません。
なので意外と現役の建物だと思っている方も多いようです。
2015年に岡山市のNPO法人シネマファクトリーが公開した映画「ふうがわりい」でもロケ地に使用されており、はっきりと「灘崎コンクリート跡地」と廃業した建物であることが判ります。
ちなみにこの灘崎コンクリートへ向かう道は、先に上げた新稔橋の所にある同名の交差点の北西に向かう道です。
地図から確認できる限り、この道はほぼ灘崎コンクリート専用の道路だったのでしょうか。
もしかすると郷内川沿いに整備されている畑の持ち主の方も使っているのかもしれません。
ということで、今回は意外な廃墟ということで灘崎コンクリートを紹介させて頂きました。