赤磐市の白ドラム缶
赤磐市山陽郷土資料館を訪ねた際に、入り口の辺りで珍しい物を見つけました。
こちらです。
有害図書を入れる為の白ポスト…ではなく、白ドラム缶!
大きいです、いっぱい入りそうです。
うーん、いっぱい持ってくる人がいるのかな?(笑)
白ポストの歴史
数が減ってきているのでご存じない方もいるかも知れません。
白ポストの歴史を簡単にまとめてみました。
1963年に兵庫県尼崎市で設置されたのが最初と言われています。
雑誌や漫画といった子供たちの手に触れるかも知れないところにまで性的、暴力的な描写が広まり始めた事を受けて設置されたそうです。
実はこの時に設置された白ポストはペンキで白く塗ったドラム缶を利用した物でした。
なので赤磐市のドラム缶の白ポストは実は伝統的な形に則った物と言えるのでしょう。
現在では性的・暴力的なコンテンツがインターネットでも見られるようになった事で、徐々に設置数は減ってきているそうです。
紙離れの影響が意外なところに出て来ているのでした。
数の統計などは見つけられませんでしたが、長崎県で多いそうでインターネットメディアのwith newsの取材記事によると、2017年時点での回収数は1万7千にも及ぶそうです。
凄いですね。