岡山市北区御津町の七曲神社に行ってきました。
歴史は古く、松田氏の氏神として1457年に神奈川県七曲山から金川に勧請されたのが起源です。
岡山県神社庁のサイトによると、1603年に日置忠俊が御津の領主となった際に佐波山の麓から現在地に移したそうです。
鳥居や狛犬も立派です。
境内には神戸事件で切腹をした滝善三郎の慰霊碑があります。
私のように外部から参拝に訪れる人間は少ないようですが、参拝中にも2組とすれ違いました。
地元で厚い信仰を集めている事が伺えます。
社殿は1938年竣工です。
境内の広さからするとこじんまりとした印象の拝殿ですが、なかなか威厳のある雰囲気です。
訪れたのが7月だったので、七夕の短冊がありました。
ちょうど新型コロナウィルスの感染拡大が問題になっていた時期なので、短冊の内容にも収束を願うものが多くありました。
僕も書いたのですが、それを撮るのを忘れました。
何を書いたのかも忘れてしまいました…。
本殿は拝殿の規模から考えると、なかなか大きなものではないでしょうか。
立派な備前焼の狛犬が配備されているのも特徴的です。
カメラアングルからも分かって頂けると思いますが、妙に高い位置にあります。
これはもしかすると現在の社殿以前の名残なのかと思いました。
もっと大きな社殿を構えていた時代があったのかも知れませんね。