西日本豪雨、単一の水害で最悪被害額…1兆2150億円(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200324-00050237-yom-soci)
西日本豪雨の被害総額
2018年に発生した西日本豪雨の被害総額が発表されました。
被害速額は1兆2150億円。
岡山県は都道府県別の被害額で最多の約4,198億円となりました。
他県は順に広島県の約3,387億円、愛媛県約1,657億円と続きます。
岡山県の被害の大きさが際立つ結果となりました。
未だに復興が続いている状況ではありますが、改めて大変な被害だった事を感じました。
晴れの国の危うさ
郷土史の勉強をしている身としては、色褪せさせない事の大切さを感じます。
岡山も歴史を振り返ると大きな災害は幾度か発生しています。
1934年の室戸台風、夏目漱石も被害に遭った1892年の洪水など…、これらの出来事は大きな被害を出しながら、現在では余り知られてはいません。
岡山県は”晴れの国“をキャッチコピーにしています。
雨が少なく、自然災害全般も少ない県です。
しかしそれは災害が無い事ではありません。
晴れの国、台風は岡山を避けて通る…等々、ネット上ではよく見る話題です。
しかし災害が少ない=災害が起こらないではない事を知っておく事は大切です。
実際に起こらないことが多い為に、そこから生じる油断は非常に危うい物だと思います。
西日本豪雨の際にも避難を求める声に反応しなかった方は少なからずおられるのではないでしょうか。
この出来事を色褪せさせずに、晴れの国の油断を諫める大切な経験として語り継いでいければと思います。