僕の運営するWEBサイト・岡山の街角からは2002年11月にオープンしました。
今日はその頃の人気サイトの内、個人的に懐かしく思っているものを幾つか振り返ってみようと思います。
wikipedia日本語版
当時は岡山の話題と合わせて環境問題についての法律などもラインナップしていました。
ちょうど環境法の勉強をしていたので、学んだことを噛み砕いて紹介するコンテンツでした。
…が、時期を同じくしてwikipedia日本語版が急成長しており、そのコンテンツは呆気なく飲み込まれました。
そう、wikipedia日本語版はうちとほぼ同期なのです。
侍魂
個人運営のテキストサイトの代表格であるサイトです。
中国が開発した先行者という人形ロボットをネタにした最先端ロボット技術などのコンテンツが人気を博しました。
更新は停止されているものの、サイトは今も残っています。
先行者のGIFアニメは今でも面白い。
探偵ファイル
本物の探偵会社・ガルエージェンシーの創業者が初めたサイトです。
時事ネタ、芸能ネタ、現在のYouTuberの活動の先駆けとも言えるやってみた系のコンテンツなどを豊富に揃えていました。
一部のコンテンツは動画でも配信されており、Windows Media Playerで閲覧していました。
最盛期に活躍していた大住さん、山木さんは当時のネット上ではヒーローでした。
時代が違っていれば一流のYouTuberだったかもしれませんね。
サイト自体は現在も続いていますが、当時のような破天荒な内容は無く、時事ネタのサイトになっています。
J研
当時の携帯電話は自分の好きな音楽を取り込んで、着信メロディにするという事が出来ませんでした。
なのでMIDIのような音源を購入するか、自分で作る必要がありました。
そう、当時の携帯電話は音楽を作れたのです。
最初はピコピコ音、やがてパーカッションなども含めて楽器の音が当てられるように発展します。
そうすると人に聴いて欲しいという欲が出てくるのが常です。
そんな需要に応えて投稿サイトとして人気を博したのがJ SKY研究所、後のJ研です。
なんと!…というと失礼になりそうですが、今も現役で運営されています。
前略プロフィール
晩年にはやや社会問題的にも語られた前略プロフィール。
時期的にはうちのサイトより少し後から出てきたサイトです。
元々は個人で作っているサイトに付属するコンテンツとしての側面が強く、レンタルCGIサービスの一環のような立ち位置でした。
しかし徐々に個人サイト人気に陰りが見え始めてくると、サイトを作らずに前略プロフィールだけを持つ人が増えていきました。
掲示板機能を備えていたので、インターネット上で交流したいという需要にはそれだけで充分だったのです。
ニフティサーブ(フォーラム)
パソコン通信時代のSNSの雄、ニフティサーブです。
うちのサイトが出来た頃には既に末期で、パソコン通信にとどまる者、インターネットに出てくる者と別れていた感じです。
その後、それらの需要をさらう目的でフォーラムを作れるサービスが出てきました。
そういったサービスの中でもニフティサーブ出身者は、ちょっとエリートな感じでした(笑)
日記才人
日記のWEBリンク集です。
当時は検索エンジンの精度も高くなかったですし、みんなバラバラにサイトを作って日記を書いていました。
なのでそういったサイトを纏める日記才人には高い需要がありました。
…が、過渡期のサービスだったのでしょう。
様々な機能を備えたBlogの登場で早々に停止してしまいました。
…と、ざっと思い出す限りでこのような感じでしょうか。
また思い出すことがあれば出していこうと思います。