岡山市がパートナー制度導入(https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20200207/4020004658.html)
岡山市は同性のカップルの関係を結婚しているのと同様のものであると認める制度である、パートナーシップ制度を2020年7月にも導入することを発表しました。
現在の法律では認められていない同性婚を、市レベルで認めるような制度です。
具体的なところはまだ検討中ですが、挙げられた例としては同一世帯でしか住めない市営住宅での同居を可とするもの、そして病院での手術の同意書を書けるようにするなどがあります。
ここでいう病院というのは市民病院のことではないかと思います。
法的な結婚ではないので外に対しては、岡山市が二人の関係を保証する程度のものになるようです。
それでも市が認めているとなれば、民間の方でも夫婦に相当する関係であることを了承しやすくなるのではないでしょうか。
同じく7月に導入予定の広島市との連携も想定されています。
これが実現すれば岡山してパートナーシップ制度を受けていた人は、広島市に引っ越しても新たにパートナーシップ制度を受け直す必要はありません。
岡山県内では総社市に次いで2番めの導入です。
これからの日本社会ではこういった制度も、移住の際に選ぶ重要なファクターになっていくのではないでしょうか。
そしてこの制度を色々な自治体が積極的に導入していけば、なし崩し的に法律上でも同性婚を認めざるを得ない状況になっていくでしょう。
時代が変わりますね。人々の多様性が受け入れられる社会が、もうそこまでやってきています。