「理不尽な言動に腹が立った」老人ホーム利用者の96歳女性に車椅子をぶつけてけがさせた疑い 介護士の33歳女を逮捕 岡山市(http://www.ksb.co.jp/newsweb/index/15772)
2019年12月15日、岡山市中区海吉の特別養護老人ホーム・富山荘で、介護士の林田沙織さん(33)、利用者の96歳の女性に車椅子をぶつけて怪我をさせる事件がありました。
96歳の女性は左のすねに怪我を負ったそうです。
救急搬送された病院が警察に通報、介護士の女性が逮捕されました。
96歳の女性は重度の認知症で、「度重なるナースコールや理不尽な言動に腹が立った」と話しているそうです。
こういう事を書くと怒られてしまうかもしれませんが、気持ちは判ります。
私の母は若年性認知症で、50代の頃には認知症が重度に進んでいました。
家族の意向でギリギリまで自宅で介護をしましたが、家族でも、それが自分を生んでくれた母親であっても、何度も「もういい加減にしてくれ」、「勘弁してくれ」、「もう自宅では無理だ」と、思ったものです。
恐らくこれは介護を経験した人なら、誰しもが少なからずは感じた事だと思います。
肉親でもそう思うのですから、プロとは言え、他人である介護士の方は尚更でしょう。
でも車椅子に手をかけるその前に、その職から離れて欲しかったです。
そうすれば自身もおばあさんも傷つかなかったのに。