浅口市職員の「金庫窃盗」と組織の油断|再犯と告訴が暴いた甘すぎる管理体制

浅口市職員・窃盗容疑で告訴|「お金の下僕」と化した公僕と、職場の隙

2019年9月、浅口市で起きたある不祥事が大きな波紋を呼びました。 職場の金庫から現金を盗み出したとして、懲戒免職処分を受けた元職員が窃盗容疑で告訴されたのです。
この事件の経緯を辿ると、個人のモラル崩壊だけでは片付けられない、組織としての根深い課題が見えてきます。

1. 繰り返された不正と「温情」の限界

事件の発端は同年7月。この職員は、スポーツ少年団への激励金10万円を金庫から盗み出しました。
当初、発覚した時点で全額が弁済されていたため、市は告訴を見送りました。しかし、その後、彼が所属していた市教委生涯学習課でさらなる不正な資金の動きが発覚。この「二度目の裏切り」により、ついに刑事告訴という厳しい決断が下されました。

まさに「公僕」であるべき身分を忘れ、私欲に走った「お金の下僕」と呼ぶにふさわしい不祥事です。

2. 犯行を助けた「管理の甘さ」という火種

犯行の手口はあまりに短絡的でした。 金庫の鍵は、なんと「課長の机」から持ち出したもの。

日常的に鍵の保管場所が周知されていた、あるいは容易にアクセスできる状態だったことが伺えます。

もちろん、盗んだ本人が100%悪いです。しかし、同時に考えなければならないのは、「盗める環境」を放置していた組織の責任です。

3. 「犯罪者を作らない」という管理者の義務

鍵をかけ忘れたから盗まれた」というのは、決して犯人を擁護する理由にはなりません。
ですが、鍵一つ、判子一つの管理が徹底されていれば、この職員は魔が差すこともなく、犯罪者にならずに済んだかもしれません。

管理職の「油断」や「部下への過信」は、時に善良な職員を犯罪の誘惑に晒す「毒」にもなります。周囲の人々も、自らの管理不足が事件の遠因になったという責任を、少しでも感じてほしいと思わずにはいられません。
あなたの職場では、金庫の鍵はどこにありますか? 誰かを犯罪者にしてしまわないように、再考してみて下さい。

 




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