なぜ?訓練中に本物のサバイバルナイフ 教官が生徒刺し、けがさせる 岡山県警察学校(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190717-00010001-ksbv-l33)
岡山県警察学校で、教官が生徒を本物のサバイバルナイフで刺す事故が起こっていたことが判りました。
発生したのは2018年12月に行われた警察学校の訓練中です。
当時、問題の教官は19歳の男性巡査にに対し刃物を持った犯人の説得に当たるというロープレを行っていました。
犯人役の教官は説得に応じて模造刀を捨てますが、隠し持っていた本物のサバイバルナイフを取り出し、男性巡査の胸を刺しました。
教官いわく「現実に則した訓練をしようとした。けがをさせるつもりはなかった」との事。
だからって本物のサバイバルナイフを使う必要はあるまいに。
ナイフは切れないように防護措置はしていたそうで、緊張感を出すのが目的だったそうです。
2回も刺しており、1回は肺の一部に到達していたそうです。
男性巡査は4日間の入院をした後、年が変わって2019年1月に依願退職しました。
そりゃ訓練中にサバイバルナイフで刺されるような職場は嫌でしょう。
教官は2019年4月、業務上過失傷害の罪で罰金50万円の略式命令を受けています。
今回、元男性巡査は岡山県に対して胸を刺され精神的にも苦痛を受けたなどとして、岡山県を相手に550万円の損害賠償を求める訴えを起こしています。
–・–・–続報–・–・–
2020年1月、裁判所からの和解案を承諾し、岡山県が被害男性に200万円を支払う事で和解が成立しました。