情報源: 別人に転出証明書を誤交付 岡山県倉敷市、マイナンバー記載(山陽新聞デジタル)

倉敷市市役所の玉島支所でマイナンバーに関わるミスが発生したそうです。

概要

2019年3月26日AM11時ごろ、同時刻に倉敷市役所・玉島支所へ転出手続きを行う為に二人の女性が訪れました。
別々の職員が対応をしていましたが、この時に行き違いが生じました。

職員A→女性Bの対応をする
職員C→女性Dの対応をする

職員A→女性Dの転出証明書を誤って女性Bに渡す
職員C→女性Dの転出証明書が見当たらず、女性Bに誤って渡した事が発覚する

夕方に女性B宅を訪れ、女性Dの転出証明書を回収する

女性Bは渡された証明書の中身までは確認していなかったが、この証明書の中にはマイナンバーも記載されていた。
女性Dは状況を説明され、マイナンバーの変更はしなかったそうです。

感想

マイナンバー導入の頃に懸念されていた人的ミスです。
倉敷市ではこれで5件目なのだとか。

どうしても仕事として対処していると、扱っている物事の重要性についてやや欠けてしまう部分はあると思います。
日常的に見ていればマイナンバーもただの数字の羅列に思えてしまう事もあるのかもしれません。
しかし個人情報、しかも民間企業が扱うよりも更に重要な上に、私たちにそれを託す機関を選択する事は出来ない情報です。
その重みはどうぞ忘れず。

このような事を繰り返していれば、いずれはマイナンバーという制度に対する不信、そして市役所事態に対する不信にも繋がります。
転出届を出した二人の女性に「こんな市、出て行って正解だった」と思われないように、しっかりとした仕事で挽回していって欲しいですね。

 

マイナンバーは変更できる!

それにしても今回の女性はしませんでしたが、マイナンバーは変更できるんですね。
不勉強なもので、私はマイナンバーの変更という事を考えた事もありませんでした。

調べてみたところ、紛失、盗難など情報が漏洩し不正使用される恐れがある場合は変更できるのだそうです。
意外と身の回りでマイナンバーが見当たらなくなったと話している方はおられますが、手続きを検討してみてもいいかもしれませんね。




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