情報源: 中学卒業生「特攻服」騒ぎで16人補導 岡山県警が県議会委で報告(山陽新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
岡山駅と卒業式と特攻服
中学を卒業した生徒が特攻服で岡山駅前に集まる…そんな変わった風習があります。
起源は不明ですが、山陽新聞によると’00年代後半頃から始まったようです。
SNSの発達と共に規模は膨れ上がり、いつしか卒業式の日は駅前の広場が特攻服だらけになっていました。
岡山市の名物とする向きもある一方、いくら中学生とは言えど特攻服で派手派手しい身なりの人間が溢れる様子は快く思われませんでした。
2019年、補導対象に
そして2019年から岡山県警はこの習慣を補導対象とする事を決めました。
例年、特攻服が集まる岡山駅周辺などは警察官約140名による厳重な警備が敷かれました。
そして当日、補導されたのは16名。
警察の目が光る岡山駅を避けて、岡山ドームや商業施設に訪れていたそうです。
感想
僕自身もあの習慣を余り快くは思っていなかったので、今回の措置は個人的には賛成です。
警備を続けていけば、恐らく数年の内に廃れいくでしょう。
ぜひ毎年の警備を続けていってほしいと思います。
しかし反面で特攻服がコスプレイベントのようなものだったのも事実です。恐らく着ている彼ら自身も特攻服をかっこいいと思っているわけではないでしょう。
普通に卒業式に出席した後で髪を染めたり、特攻服を着たりして駅前に集まるという流れだったそうです。
卒業式や駅周辺で暴動を起こすわけでもなければ、恐らく多くの子達はその一日が終わったら普通に戻っていくのでしょう。
なんとなく…子供達のイベントごとを大人が力ずくで奪ってしまったような、後味の悪さを感じてしまうのも事実です。
どこかで受け皿になるようなイベント、会場等を用意するような方法も…と、そんな事を思いました。
くだらないことに時間と金を使わないで勉強に励んでほしいですね、特に岡山は教育県というのに学力低下 非行率向上と良くないニュースばかりです。
不良を格好いいと思うような元凶になっているのであれば看過できないですね。
警察の取組みの継続に期待しましょう。