玉野市築港、階段マンションの間取りと実際に使った感想

去年の暮れ頃から、玉野市内をよく歩いています。
ここ数年は備中、県北部と遠出が続いたので、ふるさとの変化にも目を止めておこうと。
それに色々な景色を見たからこそ、新たな発見と出会う事もあるかもしれません。

…という事で、玉野市築港を散策した時の事です。

懐かしい風景です。
昔、この先に会員制のホテルがありました。法人が会員になることで、盆暮れ正月など従業員が宿泊して余暇を過ごしたり。会社の幹部なら下にある割烹料理店から食事を運ばせて、完全プライベートな飲み会を開催したり。そういう場でしたが、さすがに景気も良くない時代でしたし、周辺にこれといった観光施設があるわけでもなく、ホテルで泊まるという事自体が物珍しい時代も終わっていたので早々に撤退してしまいました。
ちなみに私の父が務める会社が会員になっており、何度かここで正月などを過ごしています。

その後に普通のホテルとしてりリニューアルしたのがホテルリゾートよしまさでした。


こちらですね。
地元では独特な形状から階段ホテル、階段マンションなんて呼ばれることもありました。

こちら、別の記事で触れていますが運営していた「よしまさ」は既に廃業しています。
晩年は「玉野を元気にするぞ株式会社」という会社を立ち上げ、岡山では数十年も見かけなくなっていた「どてきり」というカニの養殖に成功。
ここでカニ料理を提供していました。

しかし、うまく集客にはつながらず、玉野を元気にするぞ㈱もよしまさも事業をたたむことになりました。

で、その後の建物がどうなったのかというと…。
分譲マンションになっていました。

厳密にいうとよしまさが倒れた時点で、既にいくつかの部屋はマンションとして販売されていました。
それが普通のマンションになったわけです。マンション名はアルスプラージュです。

不動産のサイトに室内のマップがあったので盗用します。

(画像引用:SUUMO 中国版

部屋によって多少の違いはある物の、概ねこういう形の…まさにウナギの寝床風の部屋です。

前述の通り私はこの建物の何度か宿泊したことがあります。しかしLDKとはいうものの、この構造の為に和室に繋がる広めの通路といった感じで、生活感はありません。
全室から宇野港の展望が望めるというのが売りの一つだった筈なので、その為に建物を細長くしたのでしょう。
間取りは2LDKですが、家族で住むにはちょっと…な雰囲気がしますね。一人暮らしならかなり贅沢かも。

ちなみに画像を盗用してきたSUUMOでは中古物件としてアルスプラージュを2部屋も扱っており、1,180万円~1,300万円で販売されています。築年数が1989年と、やや古めな事と部屋が和室だけというのも個人的にはマイナス点です。購入してフローリングにしたり、手を入れてしまうのもいいかもしれません。

それと、マンションの手前にあるENZOというロゴ。
これはEnzo Dueという無人ホテルの建物です。ホテルの中は小さく区切られた客室があるのみで、たまに清掃に訪れる以外は店員はおらず、メールでのやり取りのみというユニークなホテルです。

ということで、ホテルの後にはまたホテルが出来ていましたとさ。




こちらもお勧め  開閉橋遺構が語る玉野市の歴史

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください