先日、ちょっと歩きたいなと思い立って実家のある玉野市玉から山を超えて宇野に向かっていきました。
ルートとしては玉小学校の裏山を超えて、玉野トンネルの辺りに降りてどこかで食事でも…という壮大な計画でした。
その途中で立ち寄ったのがこちら。

湖畔の宿・玉仙です。
…と言ってもすでに閉店してから随分と経ちます。
鴨料理などを扱う料亭としての一面もありましたが、おそらくすぐそばのゴルフ場利用者が顧客の大半だったのではないでしょうか。
営業時はトンネルの付近に看板があって、なんとなく存在は知っている…という市民も多いと思います。
こういう建物だったんですね。
ちなみに店名にある湖畔というのは、こういうことです

お店のすぐ隣に湖が広がります。
部屋によってはこの景色を一望できたのかもしれませんね。
ところで引退したご主人とお会いしてお話ができました。
今年(2025年)は異常という形容詞を冠したくなるほどの酷暑でした。そのため、湖の水位がかなり低くなっています。
写真の木が茂っている辺りまでが本来の水面のようです。
これだけ水位が下がると、イノシシが渡ってきてしまうのだとか。そして渡ってきたイノシシが体についた水や泥を落とそうと木に体を擦り付けるので、それで倒れてしまった木もあるのだとか。景色がいい場所というのは憧れますが、そのような話を聞いていると普通の住宅地がいいなと思ってしまいますね。
ちなみに、それでも景色のいいところで暮らしたい!という人にはこちら。

玉仙の隣に集合住宅がありました。ここも玉仙と同じ景色が楽しめます。
ここに関しては賃貸情報サイトに掲載されいていないません。満室のようには見えなかったので、社宅のような建物か、もしくは単に募集していない可能性もあります。
道は細いし、山の上だし、イノシシ出るし…で、決して条件のいい場所とは言えませんが、景色が最高なので価格によっては検討してもいいくらいなんですけどね。
ということで山を降りて市役所の近くの喫茶店で食事を済ませて帰りました。
その話はまた別の記事で。
