先日、久し振りに玉仙岩を見に行ってきたついでに大仙山を歩いてきました。

こんないい景色を背に、玉方面に向かっていきます。

景色を楽しめるのは玉仙岩の上にある展望台まで。
後は山の中に入っていく事になります。

これが玉仙岩から玉方面に降りていく道です。
山と言っても低い山なので、別に重装備は必要ありません。

私は元々が玉の住民なので、大仙山も玉の方からしか上ったことがありません。
なので初めての行程なのですが…、道が分かりづらい。

若い木が生えて来ていて道の痕跡が判らない場所もいくつかあります。
とりあえず赤いテープを追いながら進みます。

上の写真の左側の木に赤いテープを巻いてあるのが判るでしょうか。
これが道しるべです。

このように次のテープが何処にあるのか判らない道もあります。
木が少ない場所を道だと信じて進みます。

…で、僕はここまでで止まりました。
赤いテープに従って斜面を登ってみたものの、ここで完全に見失いました。
ドコモの電波塔がある辺りになるのですが、実は左手の方へ更に斜面を登っていくルートが登山道だったようです。

時間がいい頃合いだったのでここで登山はやめて人里に戻る事にしました。

下りる道は三つ。

僕がいたのは上の地図の電波塔の辺りです。
元来た道を戻る(地図右方向)国道430号へ向かう(地図上方向)玉方面に向かう(地図左方向)です。
元来た道を戻っても面白くないので、地図の左方向へ進んで地元の玉の方へ向かう事にしました。

…が、だ。

歩いているくと、砂防ダムに行きつきました。
ここまで一本道だったので、このダムを超えていくしかないのだろうか…。

木が茂っていて歩きづらいですが、まぁ通れない事はありません。

真ん中の凹部もまぁ、何とかなるでしょう。
写真で見ると左側も低そうに見えますが、実際は意外と高いので注意が必要です。

Twitterに投稿しながら歩いていたので、なんとなく危機管理の為に場所が分かりやすいようにダムの上を進むことを投稿しました(笑)
投稿が途絶えたら、誰かが助けてくれるかもしれない。

しかしこの道(ダムの上)の先には二つの罠があります。

まず一つ。
このダムの向こうは全く道でも何でもありません
そしてもう一つ。
ダムは普通に歩いて回りこめます。

俺の勇気を返せ!
ダムの奥側が僕が進もうとしていた場所ですが、ここはただの斜面でした。
歩けない事は無いのですが、恐らく道は無いでしょう。

前言撤回になるのですが、実は登山道から離れてここまでの道は一本道ではありませんでした。
とても判りづらいだけで、人家のある方へ下りる道があります。

これを道というのならね
これでも判り易く撮影したつもりなのですが、これが道です。
判りづらいのは入り口だけで、もう少し進めばそれなりに道らしくなっていきます。

ところでこの辺りは他に高い建造物がないせいか、よく落雷しているようです。

大きな木が根元から倒れているなと思ってみてみたら…。

しっかり焦げていました。
よく山火事にならなかったものです。

こんなダイナミックな倒れ方をしている木もありました。

道を降りていくと、ついに人の手が入っていると思われる畑を見つけました。
しっかりと管理されています。

そしてその先には民家がありました。

人がいるようなら道を尋ねておこうと思ったのですが…。

…お留守のようですね。
随分と長く。

しかしこの先をもう少し進めば普通に住宅地になります。
頂上を回避する事になるこのルートを使う人が他にいるとは思えませんが、念の為に書いておきます。

玉仙岩への登山道から上がると、私が引き返した斜面が丁字路になっています。
それを電波塔(管理小屋)方面に下っていきました。
途中で茂みに紛れた上記の道があり、そこを降りると宇野4丁目の玉野食品の前に出て行きます。

目立って面白い物はありませんが、茂みの奥をよく見ると崩壊した建物の痕跡などが見られます。
興味がある方は茂みに入って遺物を見てみるのも面白いかもしれません。




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