珍しい苗字、安宅
元岡山市長の安宅敬祐さん。
岡山市に建設予定だったチボリ公園の計画を撤廃された事で知られます。
市長としての業績はそこをフィーチャーされる事が多いですが、政令指定都市を目指す事を公言した事や、それに向けて現在の行衛区の元になる六区制を検討したことなど、現在の政令都市・岡山の礎となる動きをされた事も評価に値するでしょう。
今回はそうした業績とは別で、単に珍しい苗字だと思い苗字由来netさんで調べてみました。
【全国順位】 3,033位
【全国人数】 およそ4,200人
①現和歌山県と三重県南部である紀伊国牟婁郡安宅庄が起源(ルーツ)である、古代氏族であり、美努(みの)王の妻県犬養(あがたのいぬかい)三千代が橘宿禰(すくね)の氏姓を与えられることに始まる橘氏ともいわれる。(安宅さんの苗字の由来より引用)
このように珍しい苗字であるものの、全国では4,200人もおられます。
同サイトでは都道府県別の分布も調べており、それによると岡山県は約30人がおられるので、やはり岡山県においては珍しい苗字です。
分布では一定の地域に集中する傾向にあり、発祥地近辺である関西地方、徳島県、そして北海道でも多く見られます。
なので安宅元市長も先祖のそのどこかで岡山に移住してきたのだろう…と思っていたのですが、ちょっと気になる文章を見かけました。
岡山にもあった安宅の由来
郷土史家の吉岡三平さんがある雑誌に寄稿した文書の中に、安宅と岡山の関りが降られえていました。
ザックリ引用します。
地名に「安宅」がある。これは浜野の内であるが、池田忠継藩主が安宅丸という大舟及びこれにかたどった日本丸、紀伊丸、肥後丸、吉田丸などのお舟入りを設け、安宅というようになった
岡山市南区に安宅という地名があり、その由来がお舟入りがあった事に由来するそうです。
池田家が所有していた大きな船の名前からお舟入りに安宅という名称をつけるようになっていたとの事です。
元市長の安宅さんがこの安宅に由来するのかは分かりませんが、もしかすると岡山発祥の安宅姓の方もおられるのかもしれません。
ちなみに南区浜野にあったお舟入りの場所は岡山製紙の辺りとされています。
そのすぐ北西側に御船入町が池田藩舟入跡がありますが、こちらは安宅と呼ばれていたお舟入りを埋め立てて後に作られたお舟入りのようです。
