【瀬戸内市】ブルーラインで帰省客におにぎりを配った事があるそうだ


万歩書店で岡山県のローカル情報を集めた「おかやま同郷」という本を入手しました。
ネット上では見つからないようなローカルの小さな話題が掲載されていて興味深い冊子です。

今回は1981年10月に出版された号から。

帰省客に岡山米のおにぎりプレゼント

「おいしい岡山のお米をどうぞ」―邑久郡邑久町虫明、黒井山グリーンパークで岡山の米娘(実名略)さんが、このほど京阪神からの帰省客におにぎり三つずつをプレゼント。

このような記事が出ていました。
1981年の事なのでブルーハイウェイの時代です。
まだ有料道路です。更に山陽自動車道の岡山県内での展開もまだの時代です。関西方面からの帰省ルートとしてブルーラインが重用されていた時代なのでしょう。


配られていたのは朝日米です。10月号なのでお盆の出来事だと思われます。
朝日米は京都で発見され、岡山で品種改良されたお米です。岡山市におにぎり茶屋という朝日米を提供するお店がありますが、おにぎりやお寿司に適したお米であると言われています。

ちなみにこの時は一組につき3つのおにぎりを提供していたそうで、合計900個ものおにぎりを作って構えていたそうです。時代が好景気だった事もあるでしょうが、PRにかける勢いを感じますね。
おにぎりを貰おうと行列が出来る程だったそうです。記事中には例年のイベントかどうかの記載はありませんでしたが、行列が出来るくらいなので毎年恒例だったのかもしれません。




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