久し振りに児島ジーンズストリートを散策していました。
私もジーンズ好きではあるのですが、好きなのが501で育てている途中の製品もあるのでジーンズを追加で購入する事はありません。
ちょっとした小物類を楽しむくらいですね。
それはさておき、ジーンズストリートの端っこの方、児島味野2丁目でふと振り返ると、素晴らしい洋風建築がありました。
デニム関連のお店ばかり目で追いかけていたので、今まで気付きませんでしたが随分とレトロな建物です。
一瞬、レトロ風な建物かとも思いましたが、これはなかなかに歴史がありそうです。
正面からも見てみましょう。
建物に名前が出ているのでネタバレしますが、これは元の片岡書店の建物です。
同社はすぐ近くに移転し、今も営業を続けている書店です。片岡書店と言えば児島ではブックランドという名称の本屋がありましたが、現在営業しているのは外商部、教科書部と書かれた店舗です。
昔ながらの書店は地元の学校と教科書の契約があるので強いのですが、恐らく片岡書店も児島の教科書で相応のシェアを持っているのでしょう。
ちなみに現在そのお店が営業している場所の建物は片岡ビルです。名前からして会社の持つ自社ビルか、オーナー個人の持ちモノなのでしょう。
この素敵な店舗、いつまで使われていたのかは分かりませんでした。
1995年の住宅地図ではまだ名前が見られます。その後の地図が無いので確かな時期は分かりませんが2015年のストリートビューでは既に現在と同じく店舗として使用されていないようです。
この間で閉店してしまったのでしょう。うー、勿体ないですね。中に入ってみたかったです。