久し振りのカメラネタです。
以前にKODAKのEasyshare M532という機種を入手した事を紹介しました。
このカメラはKODAKのフィルムを再現するフィルムシミュレーション機能が搭載されています。
私の愛機であるKODAK PixPro S-1にも同様の機能がありますが、M532にはT-MaxやTri-Xなどのモノクロのフィルムモードが搭載されています。
これが面白いのです。
…が、最近になって液晶が壊れてしまいました。
既に古い機種なので修理も望めず、数が出ていない機種なので中古もなかなか見つからず…で、ずっと放置されていました。
が、ようやく中古を見つけました。
こちらです。
私が所有していたのはシルバーで、今回は黒になりました。
実はこれは故障品です。
動作自体は問題ないのですが、ズームレバーの反応が鈍く何度か押し直す必要がある時があります。
という事で液晶の移植用として使います。元から持っている方は液晶以外は問題ないので、これで完品です。
昨今、デジタルカメラの業界ではオールドコンデジが人気を集めているようです。
一千万画素くらいの時代のコンデジの、やや画質が落ちる頃の映像を味として楽しむジャンルのようです。
しかしその為に古いコンデジの価格が跳ね上がっています。このジャンク品でも一万円オーバーなので、ちょっと異常な状況だと思います。
ブーム自体がいつまで続くのか、それとも今後の定番として残るのか分かりませんが…、過去に使ったり気になったりした名機を入手したいと思っている人は早めに確保しておいた方が良いかもしれませんね。いずれ価格は落ち着くのかもしれませんが、出回る数自体は減ってしまいそうです。
ではM532のTri-Xの写真を最後に紹介します。