玉野市にある早瀧自然公園に行ってきました。
早瀧比咩神社がある周辺です。
所在地は玉野市の滝というところです。
地名の由来は大きな滝があったからという事です。
その名の通り、早瀧自然公園周辺には瀧が幾つかあるのですが、どれもお世辞にも大きいとは言いがたい規模ですが、過去に増水した際に岩が崩れて大きな瀧が失われてしまったのだとか。
また治水の為に行われた工事によっても、水量が減少してしまったそうで、現在見られる滝は写真のように小規模なものでした。
写真は一の滝で、他にかつては一番大きかったとされる二の滝、そして枯山水の絵画を思わせる三の滝と続きます。
他にも天狗が景色に見ほれてしばし留まったと言う天狗の足跡など、興味深い伝聞にまつわるスポットが散見される場所です。
一周一時間くらいのコースになっているので、散歩に最適ですが、今回の訪問の目的は神社のほうでしたので、地名の由来でもある滝だけを見て帰ってきました。
カミさんも興味があるようなので、もし全部を回るなら一緒に行ってみます。
この公園内の上記のような謂れのある岩や滝の付近には看板が立てられていて、解説がなされているのですが、看板と実物が離れすぎていてよく判りません。
僕が写真に取った一の滝も、正直これが滝なのかどうか…(笑)。
一通り撮影したつもりですが、写真で見ていたときよりも水量が少なくて、きちんと撮影しているのか自信が無いので、いつか再訪するまで写真は温存します。
もう少し近くに看板を設置するか、せめて実物のところへ札でも立てておいてくれると嬉しいのですが…。
そういえば、普段は車で上までいけるのですが、(神社へ向かい、公園内を抜ける道路は倉敷方面へ抜ける県道です)訪問した際は台風の影響で写真のように道が陥落していて、神社の横を通る所から車両は通行止めになっていました。
上のほうには民家があったのですが、どうされているのでしょうか。
細いと言えば、この早瀧自然公園へ向かう道自体が細いです。県道266号から県道62号に入ると、一気に道が細くなります。
たまに写真に出ているいつもの車で行ったのですが、結構きつくて大変でした。
車で奥まで進むのはお勧めできません。
実は、当日ナビの言うとおりに進んでいると、ちょっと信じられないくらい細い道に繋がるので、一度どこかで停まって確認しようと思って、比較的広い道へ折れてみたのですが、この先が大変でした。
これまた細い道に繋がってしまい、近所の人に場所は聞けたものの、Uターンに困り、民家でUターンでもさせて貰おうかと悩んでいたら、霊園が近くにあったので、そちらまで行ってUターンをしました。
ただ、その霊園に着く直前が本当に狭い道で、泣きたくなりました。
ちなみに写真の崩れている場所はかなりきついヘアピンになっていて、正直、道路が修復されても通りたくない感じです…。
僕の車の車幅がミラー抜きで 1675mmですが、運転技術に自信が無い方で、これより大きな車に乗っている方は要注意でしょうか。
これより大きな車の方、大きなミニバン(変な表現やなぁ)や、上級車種のような幅が広い車の方は県道62号に入らない方が安全かもしれませんね。
(一応、2m強の車までは通れる事になっています。道沿いへ住んでいる方でもミニバンや車幅の広いセダンをご利用の方もおられました)
交通の便はともかくとして、個人的にはかなりお勧めスポットです。
当日は秋とは言えど、結構暑い日でしたが、水の涼やかな音がずっと耳に届き、川の流れや滝を眺めていると本当に穏やかな気持ちになれます。
ちなみに先述の県道がyoutubeで紹介されていました。
岡山県道62号 旧道部往復[険道]
…やっぱり険道(県道と言う割には路面や道幅など道の状態がよくない道の事。そもそもは同様の条件に当てはまる国道を酷道としたことから派生した言葉)扱いなんですね。
追記
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