以前から倉敷市児島地域の辺りで気になっている看板がありました。
バイクであるのは確認していたのですが、今回は話題にしようと思って写真を撮ってきました。

こちらです。

火ジダ一一九

消火栓のカバーに書かれた謎の文字列…ではなく、単に火事が起きたら119に電話するようにという呼びかけです。
それにしても「火事だ」ではなく「火ジダ」とカタカナ混じりで書くのは興味深いです。

119が火災の緊急通報用電話番号として使われ始めたのは1927年の事です。
当時の日本人の庶民の語学力がこれくらいだったのでしょうか。それとも単に子供でも読めるように火以外をカタカナにしたのでしょか。

ただ日本人の識字率は戦前から高く、火も事もそれほど難しい漢字ではありません。現在の基準だと小学1年で火を、同3年で事を覚えます。
なぜこのような書き方をしたのでしょう。ちなみに反対側は「火の用心」と普通の漢字が使われています。ちなみに用心は用も心も小学2年で習う漢字のようです。
時代が異なるのでアレですが…、こちらの方が簡単ではあります。「事」が読めるかどうかでカタカナにするかどうかがを決めたのでしょうか。

個人的には単にカタカナにすることで見た目のインパクトを強めたのかな?とも思いました。




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