これもまた宇高航路の長い歴史を支えてきた一つの側面なのです。
岡山の性風俗事情
岡山県は性風俗に関しては不毛地帯と言われています。
教育県である岡山は1985年に県内全域で店舗型性風俗特殊営業の新規出店を禁止しました。
この為、岡山県で営業しているのは条例が出る以前から営業している僅かな店舗のみです。
その影響で岡山はいわゆる尺屋、抜き屋と呼ばれるお店や、デリバリーヘルス…つまりデリヘルが多いと言われています。
宇高航路と夜の町
かつて給料日後の金曜日など、玉野市の宇野港と高松港を結ぶフェリーが夜に賑わったという逸話があります。
これは前述の条例により、いわゆる本番が出来るお店が岡山に無いのが原因です。
船で渡った先の高松市には八重垣新地と呼ばれる、四国で随一の性風俗街があります。
フェリー乗り場から約1km程度。
お金と有り余る体力を持て余した男たちは、こぞって海を渡っていたのですね。
時は流れ、宇高航路から夜間運航のフェリーは無くなってしまいました。
今は瀬戸大橋線が賑わっているのでしょうか?