長らくオリンパスユーザーだったのですが、パナソニックのGF90を購入しました。
レンズの規格はマイクロフォーサーズなので、微妙に近い位置への引っ越しです。
フォーサーズとマイクロフォーサーズの大きさ比較
マイクロフォーサーズではE-M1も持っていますが、変換アダプタのMMF-3を利用してフォーサーズのみで運用していたので、マイクロフォーサーズも今回でデビューです。

横に並べるとこんな感じです。
左がGF90のキットレンズのマイクロフォーサーズ、右がE-M1に装着しているフォーサーズ11-22mmです。
カメラバッグの大きさを半分にしても充分じゃないか!
カメラに装着しているのは12-32mm、隣りにあるのはもう一つの付属レンズで25mmの単焦点です。
12-32はパンケーキかと思いました。素晴らしい。
作例

まずこちらがGF90で撮影した調布(和菓子)。
モードはシーンモードのスイーツ用を使った撮って出しです。
ちょっと発色がしつこい感じですが、これは前述のモードの影響です。普段はもっと大人しい写真になります。

そしてこちらがオリンパスの一眼レフ機、E-30で撮影した調布です。
こちらはフルオートの撮って出し、ちょっと色合いは味気ないかもしれないですね。
発売に10年位の差はあるとは言えど、一眼レフの中級機と比べても遜色ない画質です。
持ち運びなどの手軽さ、価格面を考えるとミラーレスって本当に素敵だ。
GF90?GF10?
ところで購入時に混乱したのが、GF90とGF10です。
これらのカメラは実は同じものです。
どちらもGF9の後継機です。
ナンバリングからするとGF10の方が後継で、90は旧型機の改良版か何かか…?と思ってしまいそうですが、流通過程が異なるとか、よく判らない事情で別名になっているそうです。
ちなみにもっと言うと、先代機であるGF9とGF90も殆ど変わりません。
カメラとしての基本的な性能は全く同じです。
外観では左手のカメラを握る部分にグリップ用の小さな突起が付与されており、その重量分なのか1gだけ重量が増えています^^;
撮影面に関しては自撮りモードの拡張が行われていることが挙げられます。
夜景での自撮りが強化されたのと、広角4Kモードが追加されています。
それに加えて自撮りモードのみに使用されていた美肌モードが普段の撮影時にも利用できるようになった…という事です。
なので景色の撮影しかしないよーという人は、価格面でこなれてきているGF9の方がお勧めです。
…そもそもややこしい二種類の名前のカメラを出すよりも、GF9のファームウェアのアップデートでも対応できたのではないかとか思ってしまう程度の違いです。