総社市の秦廃寺を見に行く途中で秦天神社にお参りしてきました。
ちょうど順路にあるので予定に組み込んでいました。今回が初のお参りです。

こんな感じです。随神門は決して大きくないものの立派なたたずまいです。
第一印象はとにかく境内が広い!という事です。
社殿や境内社が多いわけではなく、ただただ広いです。かつて周囲に何かしらの施設でもあったのでしょうか。

軽くネット検索をしてみたものの、特にそれらしい情報はヒットしませんでした。

手水鉢。
独特な形状ですが、現地の案内板によると高梁市の「保月山二重の塔」の塔身部分と言われています。
投身は石塔の笠の部分の下に位置します。言われてみればそれらしい形状です。

しかし高梁市の石塔の塔身をわざわざ総社市まで運んでくるのは何かしらの理由があったのでしょうか。
高瀬舟などを使ったとしても、相当な労力だった筈です。それなりの謂れが無ければ、それだけの労力を費やして運ぶ価値があるとは思えません。
これについては何か資料があれば、また紹介しますね。今の時点では資料が見当たらずです。

では続いて拝殿。

随神門までのやけに広い境内と比べて、階段を上がった先は神社の規模相応の広さと言った感じです。
ちなみに拝殿から階段までの距離は写真で見る以上に狭く、全体の写真をきれいに撮ろうとすると少し降りた場所からの作業になります。

人の常駐話し。
お賽銭は拝殿のサッシの隙間ら入れる方式です。

本殿はなかなか立派な作りです。
拝殿の大きさからするとかなり気合が入っているように思えます。

ご利益はこんな感じです。いわゆる天神社の内容ですね。
しかし「恋人探し」のご利益とは。なんとなくロマンティックな響きですね!




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