【国民宿舎の今】第10回:雪舟荘│取り残された建物の現在

1982年の観光便覧を入手しました。
その中には、当時の国民宿舎・国民休暇村の一覧が掲載されています。

せっかくの資料なので、
「当時存在した国民宿舎が、現在どうなっているのか」
を調べ、実際に現地を訪ねています。

今回は10回目、廃止になった雪舟荘です。

通りすがりに見た廃墟

実は先日、総社市の井尻野を移動中に大きな廃墟を見かけました。
その時は急いでいたのと、道幅が狭いので止まらずに通り過ぎました。帰宅後にグーグルストリートビューで確認してみました。

こちらです。

これが1964年に総社市が開業した国民宿舎「雪舟荘」の建物です。名前からも分かる通り雪舟ゆかりの地である宝福寺の近くにあります。
2003年に新たな国民宿舎としてサンロード吉備路がオープンし、入れ替わりで廃業になりました。
正確には移転という表現を用いた方が良いのでしょうが、ラジウム泉の「総社温泉」が無くなることを惜しんだ人も少なくなかったようです。

廃業後、既に20年が経過していますが建物は放置されたままです。

周囲の道は非常に狭く、昨今の自動車には向きません。
建物自体も来年で60年目になるので、手を入れて再利用と言うには古すぎます。このまま朽ちていくのか、でなければいつか取り壊されるのか。
昔を懐かしみたいという人は、早めに訪れるのが良いでしょう。なお、見学可能なのは外からのみです。

関連リンク:宝福寺と雪舟

次回について

「国民宿舎の今」シリーズ、いつもならここで次回は…となりますが、実は私の資料に掲載されている国民宿舎の項目は今回で終了です。
ただもう一つ紹介しておきたい施設があるので、それで国民宿舎の最終回にしようと思います。お楽しみに。

 




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