岡山市北区首部の城山神社に行ってきました。
国道53号の近くにある神社です。近くはしょっちゅう通っている割に、お参りは十年以上ぶりです。
白山神社と言えば首塚が有名です。
一般的には温羅の首とされ、温羅伝説の地の一つとして知られています。
所在地の岡山市北区首部の地名もここから生じたとされています。(関連リンク:岡山市北区首部の地名の由来)
コメの神様として祀られています。
温羅が濃厚器具の技術を伝えたことからお米の生産量が上がった為にコメの神として祀られています。
実際に温羅は渡来人であると考えられており、外国の技術を日本にもたらした事から当時の庶民からは温羅は良いヤツという評価が高かったようです。
後に吉備国はヤマト王権に攻撃されますが、それも温羅のおかげで豊かになり力をつけすぎたのが原因とする説もあるほどです。
温羅説では吉備津彦に成敗された温羅の首が晒されていたと言われています。しかし首が夜な夜な唸り声をあげるので、吉備津神社へ移されました。
これが現在のお釜殿の下で、吉兆を占う鳴釜神事の起源ともいわれています。
神社の境内の様子はまた後日の記事で。