福内商事(株)(岡山)/事業停止・弁護士一任(https://n-seikei.jp/2022/10/post-86014.html)
岡山に拠点をおく、福内商事(株)が事業停止・弁護士一任したことが判明した。
岡山市の中央卸売市場に拠点を構える福内商事が2022年9月いっぱいで事業を停止し、倒産とのニュースが報じられました。
この会社は海産物やしいたけの干物を主力商品にしていた会社です。
主な卸先は市内の小売店の他にレストランや仕出し業者なども含まれていました。
新型コロナウィルスの影響で仕出し業者の方の需要が低下したのが原因ですが、リンク先の記事によると以前から消費者の嗜好の変化、流通形態の変化などで売上不振に陥っていたそうです。
前者の嗜好の変化について調べてみると、ネット上では干物が体に悪いとする意見が散見されます。
一部には裏付けが微妙なものもありますが、塩分などの納得できる理由も見られます。健康志向やネット検索により情報が得やすい時代になった為に干物の評価が落ちてきているのかも知れません。
後者の流通形態については恐らくネット通販の影響でしょう。
かくいう私もいつも広島の業者から昆布を取り寄せています。生鮮食品と違い日持ちする干物などの食品は通販で好みの物を選んで購入することが容易です。スーパーなどで見かけて選んでもらうのを待つというのは難しくなってきているのかも知れません。