食品・調味料卸の「ユニセル」/破産続き開始決定 <岡山市>
(https://n-seikei.jp/2022/03/post-81998.html)
卸売食品の(株)ユニセル(所在地:岡山市南区泉田)は2022年3月14日付、岡山地裁において破産手続きの開始決定を受けました。
岡山市南区で冷凍の魚介類や干物を扱っている会社の倒産の一報が上がってきていました。
既に2022年1月末には事業を停止しており、破産申請の手続きを進めていました。
公式サイトが残っていました。
このように海産物を主とした商品を地元スーパーに卸していました。
リンク先の記事によると大手チェーンが進出が影響していたようです。
2022年2月には岡山市の地場スーパーであるふじうら(パサージュ)も会社を清算。
遡ればシュフレやトーヨーストアなどの地場スーパーが倒れています。
こうした地場スーパーの弱体化が地元を主体に展開していた卸売業者にも影響してきているのでしょう。
もちろん我々が品ぞろえや価格面のデメリットを負いながら地場スーパーで買い物をしましょうというのは、ちょっと難しいと思います。
しかし同じくらいの買い物で、もし地場企業でも構わない時があるなら…。
そういう選択肢を増やしてみるのは良いのではないでしょうか。