矢掛町を散策しているとこんな建物が目に入りました。
「岡山県建設労働組合 小田郡支部事務所」
鳥越工務店の敷地内に設置されているようです。
不勉強なもので建設労働組合という組織についての知識がなかったので、ちょっと調べてみました。
建設労働組合というのは個人単位で建設業界のしごとをしている人向けの労働組合です。
いわゆる「一人親方」ですね。
組合に加入することで国保よりもメリットの多い建設国保へ入れる他、労災や賠償金をカバーする保険や退職銀代わりとなる共済など、個人でありながら会社組織で働いているかのような手厚い補償を受けられます。
加入案内の看板があります。
1万人は少ないようですが、これは岡山県での人数でしょうか。
各地の組合を取りまとめる「全国建設労働組合総連合」では令和2年6月末時点で約62.6万人となっています。
支部の看板。
「建」の文字をアレンジしたようなマークが建設労働組合のロゴです。
現在でも使用されているようで、全国建設労働組合総連合のサイトでも同じものが確認できます。
たまたま見かけた建設労働組合の建物ですが、ちょっと勉強になりました。
こういう事があるので、徒歩での散策はやめられません。