競売物件の売却妨害 津山市議逮捕 容疑で県警 知人の会社役員と共謀(https://www.sanyonews.jp/article/1226579?rct=jiken_jiko)
ローンの返済が滞り競売にかけられた住宅と土地を売却させないよう妨害したとして、岡山県警捜査2課と津山署は7日、強制執行関係売却妨害の疑いで、津山市議と知人の建設会社役員男の両容疑者を逮捕した。
市長選が終わったばかりの津山市で市議が逮捕される事件が報じられました。
・建物は市議が購入し、ローンの支払を続けていた
・返済が滞った為に信用保険会社が差し押さえ、競売
・広島の会社が落札
・競売物件に接する私道の所有権を知人男性に移す
・広島の会社に建物に続く道がない事を通達、購入を諦めさせた
流れはざっとこのような感じです。
私も土地を探していてたまに競売のサイトを見ていますが、不動産会社を営む知人から私道を使った方法を聞いたことがあります。
今回のように購入を阻止したり、相場より高値で売りつけたりするそうです。
で、結局のところ競売で売れない状態が続くとどうなるのか。
売却価格が少しずつ落とされて再出品が行われるので、借金を返済しないといけない立場から言えばマイナスです。
しかし競売はそこに居住している状態でも行われるので、売れない限りは住み続けられます。
それを利用して売れても断念させることで住み続けようとしたのではないか…というのが、今回の事件ですね。
現時点では認否は明らかにされていませんが、もし事実だとすれば制度を悪用するようなやり方は許せませんね。