倉敷市の箆取神社に参拝に行った際、参道の途中に東屋付近にさざれ石がありました。
さざれ石は「君が代」の中に登場してくる「さざれ石の巌となりて」のフレーズにあるアレです。
現在は上の写真のように複数の石が一つになった状態の事をさざれ石と呼びますが、漢字は「細石」で、本来は細かな石の事を指します。
君が代の歌詞では「細かな石が岩となる」という長い年月を表現する為に用いられており、この事から小さな石が固まった状態をさざれ石と呼ぶようになったようです。
箆取神社ではその夫婦岩が見られます。
これだけ立派なさざれ石はそうそう見られませんが、それが夫婦岩になっているとは。
貴重な風景ですね。
ちなみに手前にも小さなさざれ石があります。
これはもう三つの岩を繋いで、夫婦子石としても良さそうですね。
東屋の奥にあるので、参拝の際は見落とさないようにご注意ください。