仕事の移動の途中で時間を作って湯郷温泉の温泉街に行ってきたのですが、どうしても見たい建物が一つあったのです。
それがこちら、プレイボーイクラブ・バニーインです。

この建物の1987年の写真があったので、それと見比べておきたかったのです。

こちらです。
わざわざ湯郷まで見に行っているものの、実は私はプレイボーイクラブという物がどのような物なのかをよく知りませんでした。
そこでアメリカ版のwikipediaを調べてみました。

プレイボーイクラブは、雑誌のPLAYBOYを発行するプレイボーイ・エンタープライズが1960年から展開していたナイトクラブです。
同雑誌に掲載されている女性が接待役を務めるというコンセプトだったようです。

その後に世界展開しています。
日本でも大都市に出店していたようですが、その後に岡山などにも展開されたのでしょうか。
それとも模したものなのか…は、よく判りません。

話しを戻しましょう。
現在の建物の様子です。

既に営業はしていませんが、その後に入ったテナントはないのか看板はそのまま残されています。
温泉街自体もお店が無くなって鄙びた雰囲気に変わりました。

大きな違いとしては写真中央辺りの、営業当時は料金表があったと思われる看板跡の隣にドアが出来ている事です。
1987年の写真ではただの壁です。
プランターが置いてあったりするので、もしかすると集合住宅のような形で運用されているのかもしれませんね。

それを思わせるように建物の奥の方には手押し車がありました。

ちなみにバニーインの隣はこちらのお店が入っていました。

東洋ショー劇場・娯楽の殿堂

1987年のバニーインの写真の隣で、何か飾り付けてあるように見えるのがこのお店です。
東洋ショー劇場…、ストリップ劇場ですね。
大阪の東洋興業が展開していた劇場の内の一つです。

理由は知りませんが、温泉街の夜の娯楽と言えばストリップ。
現在も営業を続けている店舗は限られますが、温泉街では跡地らしい建物が残されている事も少なくありません。

岡山県だと湯原観光劇場が良く知られています。
こちらも廃業した建物ですが、中に侵入できるので廃墟スポットとして知られています。
※無断侵入は違法行為なのでご注意ください。

という事で、温泉街の今昔を象徴するような建物を二つご紹介しました。
湯郷はもう少し散策しているので、またそれらの写真も別の記事で紹介していきますね。

気になる方はタグから美作市を選択してみてください。




こちらもお勧め  【岡山市】慈恩精舎はお寺の雰囲気