湯郷のボウリング場 突然の閉店 半世紀の歴史に幕、惜しむ声も(https://www.sanyonews.jp/article/1476836)
美作市の湯郷温泉街で市民や観光客に親しまれてきたボウリング場「ゆのごうボウル トリアス」が10月末限りで閉店し、半世紀の歴史に幕を下ろした
美作の温泉街の一角にあるボウリング、カラオケなどの娯楽施設を運営する会社が倒産です。
新型コロナウィルス流行の影響で客足が遠のき、それが明けても客足が戻らず、更に電気代の値上げなども重なり営業を断念…という流れだそうです。
ボウリングもカラオケも、そして肝心の温泉街も現在はブームというほど盛り上がりを見せていません。どちらかでもブームが訪れれば一気に挽回できるのでしょうが、とても残念です。
ところでこの倒産で注目されているのが、同じ敷地内に建物を構える「てつどう模型館&レトロおもちゃ館」です。
トリアスの土地、建物は今後はトリアス自体が売却するか、もしくは競売に出されて新たなオーナーの持ち物になります。
山陽新聞の記事にもありますが、場合によっては退去を求められる可能性があるのです。
抵当権の有無などの問題がありますが、トリアスが土地建物を売却しようとする際にテナントがある状態で売ればてつどう模型館&レトロおもちゃ館は存続します。
しかしそれが上手くいかず競売となると、落札した人が「続けて営業していいですよ」というスタンスでない限り退去する事になります。
おもちゃの街として町おこしを進めてきた湯郷温泉にとって、同施設は重要な位置づけにあるはずです。
現在地で継続なのか、それとも移転なのか、もしくは…?
今後の展開が気になります。